女性管理職ランキング、日本の女性管理職はまだまだ少ない?

働く女性が増えているということは耳にしますが、まだまだ日本の女性管理職は少ないのが現状です。

 

女性管理職ランキング、日本の女性管理職はまだまだ少ない?

 


実際には、世界でどれくらいのポジションにいるのでしょうか?
日本における女性管理職の人数について考えていきましょう。

 

 

世界での順位は108位中96位?!


少ないとはいっても、先進国の中では意外と上位なのではと思っている方も多いのでは?
国際労働機関のデータによると、実は日本の順位は96位と、中国よりも低い比率となっています。
最も高いジャマイカは59.3%の高水準である一方、日本は11.1%となっています。
中東諸国が10%前後なので、韓国(11.0%)、中国(16.8%)を含む北東アジア圏は、中東とともに世界でもかなり低い水準になっています。
アメリカは42.7%、イギリスは34.2%なので、先進国の中でも、日本がかなり遅れていることが分かりますね。

 

 

女性管理職が多い業種とは?


政府は現在、2020年までに女性の管理職比率を30%に引き上げることを目標として掲げています。
しかし、大手企業でも1割程度の比率なのが現状なので、30%からは程遠いです。

ただ、業種によっては、女性管理職比率が多いこともあります。
「カイシャの評判」が発表したランキングでは、大和証券などの金融系、住友生命保険などの保険系、イケアやスターバックスなどの外資系小売り・飲食系が上位にランクインしました。
東洋経済新報社が発表したランキングでは、女性が働きやすい会社として三越伊勢丹ホールディングスや高島屋がランクインしました。
前者は女性管理職率が2割以上、後者は4割以上と高い水準を誇っています。
このことからわかるように、保険・金融・小売・外資系の企業は、女性の管理職比率が高いです。
女性の人数が多い職場ゆえに、仕事とプライベートを両立させられる制度が整っていることが、高水準の秘訣なのかもしれません。

その一方で、建設や倉庫・運輸業は、女性管理職の比率が特に低いです。
これらの業種は、数十年前から方針が変わっていないことが多く、「男社会」が長く続いている傾向があります。
今のところ業界として、積極的に女性管理職を増やす動きもないため、今後どう変化していくか注目の業種です。

 

 

まとめ


国際労働機関のランキングで4位のフィリピン(女性管理職比率47.6%)は、アジアでもダントツの率を誇ります。
もともと男女差別の意識がないこともありますが、多くの家庭が「メイド」を雇っていて家事をしてもらっているという環境もプラスに働いています。
文化の違いでなかなか日本では受け入れられないかもしれませんが、女性管理職を増やすうえでは、生活スタイルも見直していく必要があるのかもしれませんね。